Windowsでのゴシックフォントと明朝フォントの区別


前からずっと思っていたことですが、WindowsでMS Word(マイクロソフト・ワード)を使っているとき明朝フォントとゴシックフォントが画面上ではすごく区別しにくいです。特に、「MS明朝」と「MSゴシック」は区別がつきにくいです。

↓の画像はMS Wordで書いている文書をキャプチャしたものです。上側は「MS明朝+MSゴシック」で書いたもの、下側は「游明朝+游ゴシック Medium」で書いたものです。

上側の「MS明朝+MSゴシック」で記述したものの場合、明朝フォントとゴシックフォントの区別がしにくく、どの部分にゴシック体を利用しているかが非常にわかりにくいと思います。

このWordファイルをPDFファイルへ出力し、それをAdobe Readerで表示したものをキャプチャしたものが↓の画像です。

これを見ればわかるようにPDFに直した後ならMS明朝とMSゴシックは簡単に区別できるようになります。また、Wordの文書を紙に印刷したあとも同じように二つのフォントの区別は簡単です。区別しにくいのはWordで書いている際に、それを画面上で見るときです。


私はよく授業で学生にレポートやレジュメをWordで作成させますが、学生が作成した文書では本来明朝体で書くべきような部分(見出しなどではない普通の文など)にゴシック体を利用していることが非常によくあります。一つの理由は学生がフォントの使い分けにしっかり注意を払っていないということだと思います。そもそもレポートの本文を全部ゴシック体で書くのは不適切ということを知らない学生もいますし。ただそれだけではなく、上で述べた「画面上でMS明朝、MSゴシックの区別が付きにくい」ということも大きな原因になっていると思います。というのは、学生も印刷した場合には何かおかしいフォントを使っているということに気付くからです。

印刷すれば確認しやすくなりますから、印刷するというのも一つの対処方法ですが、フォントのチェックのためだけに印刷するのも面倒ですし、紙ももったいないですし、今はレポートやレジュメもオンラインでファイルで提出ということも多いですので、やはり印刷せずに画面上だけで簡単に確認できると便利です。この部分を改善してもらいたいとずっと思っているのですが、Windowsではかなり前からMS明朝フォント、MSゴシックフォントが使われているにもかかわらず、ずっと同じままなので今後も変わらない気がします。


「MS明朝フォント」、「MSゴシックフォント」の組み合わせでは判別しにくいということなので、異なったフォントを利用するという対処方法もあります。最近のWindowsではMS明朝、MSゴシックに加えて、游明朝、游ゴシックというフォントも標準的に含まれるようになりました。上の画像には「游明朝+游ゴシック」という組み合せを利用した場合も含まれていますが、「游明朝+游ゴシック」の方は「MS明朝+MSゴシック」よりも画面上でも若干区別がつきやすいと思います。

ただ、「游明朝+游ゴシック」の組み合わせは、PDFファイルにしたり、印刷した場合には逆に区別しにくくなるようです...


フォントの見た目は個々人の好みに大きく依存することなので、フォントがどうあるべきかということに単純な解はないと思います。ただ、上で説明したように、明朝体を使うべき部分にゴシック体を誤って利用しているケースが非常によく見られますから(すくなくとも私の学生では)、もう少し画面上で両者を区別しやすくしてくれるとありがたいです。



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