自作パソコン


2003年に大学に就職してからメインのパソコンには自作のデスクトップを使うようになりました。

「自作パソコン」(自作パソコン – Wikipedia)とは、パソコンのパーツをバラで買い、自分で組み立てる形のパソコンのことです。パーツとは具体的には、CPU、マザーボード、ビデオカード(グラフィックカード)、メモリ、電源ユニット、ケース、そしていろんな記憶媒体(SSD、HDD、光学ドライブなど)、後は細かいもの(クーラー、ファン、拡張カードなど)です。

既製品ではなく、自作パソコンにしたのは主にお金を節約したかったからです。最初に就職した大学では、パソコンを大学が支給してくれる制度があったので、学内の研究費を使って自分自身でパソコンを購入することはできませんでした。しかし、支給してくれるパソコンはスペックが非常に低いので自分でパソコンを購入する必要がありました。その頃は、既製品と同じスペックのパソコンを自作すると費用をそれなりに節約できました。それで自作パソコンにしました(科研費などの外部の研究費があればそれを使えばよいだけですが、その頃は何ももらっていなかったので)。

それ以来、ずっと自作パソコンを使うようになり、今でも職場でも家でも自作パソコンを使っています。「自作パソコン」というと、知らない人は「パソコンを自分で作るなんてすごいですね」と言いますが、単に部品を買ってきて組み立てているだけです。

先程、自作パソコンは費用を節約できると書きましたが、それは今ではあてはまらないと思います。今では(大量生産している)既製品の方が安いことも多いですし、仮に自作の方が直接の費用は安いとしてもいろんな手間やメンテナンスまで考えると割高だと言ってもいいと思います。特に、自作ですと上手く動かなかったときにどこに原因があるのか、どの部品が悪いのかを自分で探さなければいけないです。これも慣れてくればそれほど難しくはないですが、最初は難しいですし、面倒です。

ちょうど先日、新しいパソコンを一つ組み立てたのですが、いきなり電源ユニット側のケーブルのピン数とマザーボード側のピン数が合わなくて困りました。これはすぐなんとかなり、一応、パソコンが起動したのですが、今度はBIOS(最初に起ち上がる、文字が表示されるところ)から先に進まなくなりました。これはネットを検索したら対処方法がわかりました。こんな調子で、いろいろ問題が起こる度に自分でなんとかしないといけないです。

金銭面でのメリットが小さくなった結果、自作パソコンのメリットも小さくなってきています。実際、パソコンを自作する人は減っていて、その結果、昔はたくさんあったパソコンの部品を扱うお店も減ってしまいました。

このように金銭的な面でのメリットが非常に小さくなっている(もしくは、ない)にもかかわらず、まだ私が自作パソコンを使っている理由は

  • パーツを自由に組み合わせられる
  • 部品を使いまわせる

ということです。

既製品はパーツの組み合わせを選べませんし、BTOでもその選択肢は限定されています。それに対し、自作であれば本当に自由に部品を選べ組み合わせられます。それに慣れてしまうと、自分で選べないというのは少し不自由に感じます。

また、部品を選べるということに加えて、同じ部品をずっと使いまわせるという点も大きいです。CPU、マザーボード、メモリ、ビデオカードなどは基本的に新しいものが性能もいいので、新しいものを買って使いますが、ハードディスク、光学ドライブ、ケースなどは古くても問題ないものが多いので使い回します。特にパソコンのケースは10年以上前のものでも特に問題ないですから昔買ったものをずっと使い回しています。

注: 最近では、パソコンのケースというと、ノートパソコンを入れるバッグや袋のことを思い浮べる人が結構多いと思いますが、ここで言っているのはパソコンの本体が入っている箱のことです。「パソコン本体の箱ってなに?」という人も多いかもしれませんが...

私はアルミ製でシルバー(銀色)のケースがすごく好きで、仕事で使っているのも、家で使っているのも全てシルバーのアルミのケースです。

単に昔のものを使えるから使い回すという以外に、私が好きなケースが最近入手しにくくなっていることもあります。それは、最近、パソコンのケースは黒系統の色ばかりになってしまって、フルアルミのシルバーのケースが少なくなってしまったからです。

【価格.com】PCケース | 通販・価格比較・製品情報

上のページを見ると最近の売れ筋のケースがわかりますが、売れ行きの上位のケースはほとんどが黒です。ただでさえフルアルミのケースは昔から少なかったのですが、色がシルバーとなると本当に選択肢が少なくなってしまいました。

そういうわけで新しく買うということもしにくいため、古いものを使い回すことが多くなっています(それか、中古品を買います)。

ケースは古いものでも新しいものとあまり変わらない書きましたが、細かいことを言うと、ケースも新製品はいろいろ進化していて、新しいケースでは

  • 電源ユニットを下部に設置するタイプが多い(古いもののは基本的に上に設置するタイプ)
  • USB3.0のコネクタも対応(古いのはUSB2.0だけ)

など、使い勝手が改善しています。

また、それの方が人気があるからなのかもしれませんが、新しいケースは小型のタイプが多くなってきて、大きいタイプが比較的少ないです。置いておくには小型の方がいいですが、大きい方が使い勝手がいいので、私は大きめが好きです。

こんなわけで、新しいものがいいところもあるのですが、結局「アルミ+シルバー」がいいので古いものを使っています。

ちなみにMacは既製品しか販売していないですから、自作パソコンは作れないです。私がMacを使わない第一の理由はこれです(自作はできないノートパソコンについては、MacBook Airを1台利用していますが)。それとiMacのようにディスプレイ一体型は私はあまり好きではありません。ディスプレイはディスプレイアームにとりつけて位置を自由に変更できるようにして使いたいです。今は実際に自宅でも大学でも「デュアル・ディスプレイ+ディスプレイ・アーム」という組み合わせで使っています。

今は自作パソコンどころか、持ち運びもできてデスクトップよりスペースも取らないということでノートパソコンを利用する人が多いですよね。学生もほとんどがノートパソコンを利用しているようです。こんな時代ではミドルタワーのケースでさえも馬鹿でかいケースと言われると思いますが、私のメインのパソコンはフルタワーのケースを使っています。フルタワーは大きいですが、スペースに余裕があり、いろいろ入れられるので便利で気にいっています。



Similar Posts:

Leave a Reply

スパム防止用認証(空欄に適切な数値を記入してください)。 * Time limit is exhausted. Please reload the CAPTCHA.